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9/30「くつろぎの郷 湯楽」閉店、19年の歴史に幕

大阪市住之江区にある「くつろぎの郷 湯楽」が、2021年9月30日(木)に閉店。当サイトの開設初期にも紹介し、地元の人に愛されるスーパー銭湯でした。
ひとまず、湯楽に勤めていたスタッフの皆様、最後の9年間を支えた支配人様、本当におつかれさまでした。
支配人による営業終了のアナウンスは、その場にいた人たちの心に刻まれたことでしょう。

実際に湯楽はどういうスーパー銭湯だったのか、良かった点や悪かった点も含めてまとめていきます。

くつろぎの郷湯楽基本データ(閉店)
営業時間:午前10時~深夜2時(最終受付深夜1:00)
定休日:不定休
駐車場:有(湯楽利用で最大5時間無料のTimes)
無料送迎バス:なし
入浴料:ー
岩盤浴:無
マッサージ:有
サウナ:塩サウナ・宝石サウナ(岩の湯)/薬仁サウナ・タワーサウナ(檜の湯)
ジェットバス:有
Wi-Fi:有
混雑目安時間:平日・午後6時~、土日祝・午前10時~
周辺:コンビニ有

源泉かけ流し、偶数日と奇数日の日替わりで浴室が変わる

偶数日は男湯が檜の湯、女湯が岩の湯といったように、日替わりで浴室を入れ替わり、源泉かけ流しも特徴です。
月末が31日といったように、カレンダーにもよりますが、ほぼ日替わりで浴室が変わっていたので、お気に入りの湯がある日にちを狙っていくのも楽しみです。
檜の湯にはミクロの泡が皮膚の汚れを落としてくれる「シルク風呂」。岩の湯には、高濃度の塩分で身体がぷかぷか浮かぶ「死海風呂」があり、湯楽の名物でした。
檜の湯には、あひるのソフビが無数に浮かんでいる「あひる風呂」があり、子供にも人気でした。
湯楽最終日は檜の湯だけでなく、岩の湯もあひる風呂を実施。筆者は最終日檜の湯だったので、岩の湯のどこがあひる風呂になっていたのか気になります。

湯楽閉店の理由は聞けず

最終営業日、湯楽の支配人と挨拶程度に言葉をかわしましたが、閉店のアナウンス後ということもあり、閉店の直接的な理由は聞きませんでした。
おそらく感染症の影響と施設自体の老朽化も考えられます。
推測できる理由に、檜の湯の「薬仁サウナ(スチームサウナ)」は故障後に修理されることもなかったので、感染症による経営状態の悪化もあったのでしょう。

湯楽のサウナはイマイチ

スーパー銭湯としてはNifty温泉などでも評価が高く、過去にランキングで1位を獲得していましたが、サウナ好きにはイマイチな評価でした。
檜の湯にあるタワーサウナの温度は90度前後。出入り口の扉が2ヶ所あり、人の出入りも頻繁でドアの開け締めも多いため、室内の温度が安定しません。
タワーサウナも最上段がもっとも人が座り、自身が座れないこともしばしば。天井が高いことも、室内が暖まりきらない要因のひとつでしょう。
水風呂は18度前後といった印象。水風呂の冷たさを求めるサウナ好きには物足りなさがあります。

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